異世界落語に引き続き(というには間が開いてますが)、朱雀伸吾さん(現:朱雀新吾さん)著「ラブ・コメディ~天使のキスで道化は目を覚ます~」のイメージです。
自殺をしようとする少女と、それを突拍子もないあの手この手で「笑わせて」引きとめようとする少年、通称バナナマンのお話。
自分の中で表紙風のレイアウトを考えるのがプチブームだったので、各種文字を入れて表紙風の絵にしました。
「異世界落語のはじまり」と同じように色んなモチーフを散りばめて、いかにも「コメディ」な雰囲気を出すこともできたんだけど、このお話には割と重たいテーマとミステリが潜んでいる。
背景の虹や見切れを気にしないタイトルロゴの勢いで一瞬明るく見えるんだけど、よく見たら何か所々がやたらと暗い。
むしろこれシリアス作品なの? でも「ラブ」なの? 「コメディ」なの? という混乱が生じていたらいいなあ…というデザイン。