2011年~2014年くらいまで「WTRPG9エリュシオン」「エリュシオンTRPG」公式サイトなどに掲載されていた4コマ漫画の再録です。
現在はサービス終了でアーカイブページ化しているのですが、仕様が変更されたなどの理由で4コマ(と一緒に掲載されていたコラム)はアーカイブページに収録できませんでした。
ということで、クラウドゲート株式会社の許諾を得て4コマ類だけ再掲しつつ、裏話なども載っけていきます。
(用語の定義などは緒方の記憶と考えに基づくもので、クラウドゲートの公式見解とは異なる場合があります)
最初の最初、第1話。
とある高校の「ゲーム部」の面々がWTRPG「エリュシオン」を遊ぶという体なので、3話以降は実は劇中劇。
キャラメイクの巻。
「WTRPGはTRPGをウェブでやるようなゲームで、君たちにはそのキャラを作ってもらう」という感じのテキストを受けての4コマ。
実際は、性格はともかく外見まで自分に似せたらアカン。
なお「公式サイトを読みたまえ」と言われても今はもうアーカイブ化しているのでざっくり補足すると、RPG=ロールプレイングゲーム(ジャンル。ここではゲーム機やPCなど要電源のデジタルなゲームを指す)、TRPG=テーブルトークRPG(ルールブックなどを持ち寄り、司会進行役とプレイヤーで遊ぶアナログなゲーム)、WTRPG=TRPGをWebでやるような感じのゲーム、という定義です。
「WTRPG」という呼称はクラウドゲートが使っていて、トミーウォーカーなどは「PBW(プレイバイウェブ)」と言っている。
プレイバイウェブはPBM(プレイバイメール:メール=リアルの手紙)がオンライン(ウェブ)に変化した名称で、同じようなことをやっているけど名称のルーツは結構違うって、面白いよね。
ここから劇中劇。
部長の目と髪の色が2話までと3話からで変わりました。(この4コマだと小さくてわかりづらいですが)
リアル部長は明るめの灰茶と茶色の目、EYN部長は白髪赤目です。
それに対して先輩の色が変わっていないのは、「後輩を先導するのに変わりすぎてもなんでしょ」と思っているのと、単に派手な色が好みじゃないから。
実は大きめのクラブでした。世界征服目指すにはまだまだ足りぬ。
4コマは基本この4人で進みますが、稀に他の人も出てくるよ。
エリュシオン(を問わず、WTRPG)にはクラブ一覧ページに「勧誘掲示板」「宣伝掲示板」など、メンバーを募集したりイベントを告知する掲示板がありました。
クラブ長は部員集めに、新人は声掛けを待ったり、宣伝から飛び込んだり。
そういうのをばんばん使ってね! という4コマでした。
話を振ったくせに人の話を聞かない。
タケル、ミノリ、先輩の好みのジャンルの話は後でまた出てきます(TRPGの方で)。
ここから第8回まで、「依頼に行こう」という説明回。
この4コマで部長は独断で決めてしまったけど、戦闘ルールがあるゲームで初めて行く依頼のジャンルとして「戦闘」は割と手堅いチョイスだと思う。
TRPGで言うところの「洞窟へゴブリン退治」みたいなやつ。
部長は率先して悪い例をやる。
依頼はみんなで協力してなんぼなので、よほど気心の知れた仲間で示し合わせない限りは仲良く敬意を持って相談しようね。
ヒヒイロカネ=撃退士(プレイヤー)に与えられる金属で、形状は自由。ここから武器とか出せる。
タケル=ドッグタグ、ミノリ=バレッタ、先輩と部長は忘れたか設定してなかったけど多分先輩はネックレス、部長はなんか凝った装飾の懐中時計とかだと思う。
何も書かないよりはマシとはいえ「俺頑張る」だとMS(プレイングを判定し、小説に起こしてくれるすごい人)が困るやつなので、せめて「どう具体的に頑張るか」は書くといいよ。
依頼回ラスト。
追々判明していくけど、ミノリちゃんは地味に優秀な子。
第4回にちらっといた女の子、再登場。制服が違うのは中等部の子だからです。久遠ヶ原学園はマンモスどころじゃない巨大校。
学生図鑑とは、キャラクター名鑑みたいなページのこと。キャラクター検索とは別にあって、任意で登録できるんだったっけ?(うろ覚え)
交友関係を広げたい人や後に出てくるTRPGのサンプルNPCキャラとして登場したい人が使っていた機能だったと思う。
これについては改めて、第14回でピックアップされます。
それはそうとして、WT/PBWのメインコンテンツの2つめ(1つめは依頼)、イラストなどの発注です。私(緒方)が携わるのはこちら。
今に至るまでいろんな方の姿を描かせていただいたけれど、どのくらい皆さんの想像を具現化できていたんだろうな。FLを頂いた場合は分かりやすいんですが(ありがとうございます)。
基礎イラスト=胸から上(バストアップ)のイラスト。あとは全身図とか。
ボイスとミュージックはついぞ彼ら4人(NPC登録の方)には付きませんでしたが、付いていたらどんな声だったんだろうなー。
アイテムは 装備しないと 意味がないぞ! の巻。
部長は装備はしてたんですが、生命力と引き換えで強い武器を装備した直後になんかやらかしました。
鬼道忍軍(部長のクラス)は紙装甲になりやすいので慎重…にしていたら部長じゃないので、毎度先輩がフォローしています。
自分が紙装甲だという自覚はあったらしい。
目の前のサンプルがこんなんなので、タケルくんは割とバランス重視の構成です。
名前間違いは修正してもらうべし…というところで部長の名前が判明しました(下はおまけ4コマ)。
リアル部長の名前はさすがにジェスさんじゃないと思う。
ちなみにこの名前を付けたのはこの4コマシリーズのプロットも書いていたみそかさんです。
次回、衝撃の最終回!!!
前回あれだけひっぱっといてあっさり決着してた。
(当時は1週間に1本の連載形式でした)
ここで一旦終わるのは、この15回が「サービス開始前の紹介記事」だったからです。
この4ヶ月後くらいにセカンドシーズンが始まりました。
このページでは、すぐ続くよ!
セカンドシーズン、開幕!
部長ってクラシックな服装似合うよね。
あと後輩2人の服装が夏服から秋冬服に変わりました。
(ファイルの日付を見ると、連載開始が12月くらいだったみたいです)
第5回まで転移装置というwebゲームコンテンツの紹介。
再開したてなので、ちょっと懐かしい流れ。
ほんとうに置いて行ってた。
この転移装置シリーズ、背景は当時使われていた背景やゲーム画面をがんばって模写しています。
倉庫はめっちゃコンテナがあった。
久遠=お金の単位。
まあ無料コンテンツだものね。
今度は「大規模作戦」という、ストーリーの根幹に関わる大規模な戦闘やお祭イベントの紹介。
さて、無印3話で出てきたクラブ名が久々に出てきました。その正式名称は…(下のおまけ4コマ)
先輩のツッコミスキルも無印からセカンドシーズンになってパワーアップしている模様。
勝利できたら間違いなくMVPだったんだろうなあ。
アイテム強化と改造の話。
このアイテム失敗で出てくる「鉄くず」を大量に貯めると(100個だっけ?)鉄くず記念イラストがプレゼントされるという不思議なイベント(?)が歴代WTで行われています。
そしてここでセカンドシーズン終了。
TRPG(初級編)に続く!!