液タブを導入したので試し描き
液晶タブレットCintiqCompanionHybridを導入したので、動作確認や調整も兼ねた試し描きをぺたり。
長いこと普通の板タブを使っていたので今更液晶なんてーと思っていたけど、店頭で試してみたら思っていたよりいい感じだったので購入に至りました。
先代のIntuos3と大体同じようなサイズ感で悩まずに移行できそうだし、少なくとも6年以上(最大10年)使っていたので新調するのもよい頃合い。
なお最近発売されたConpanion2じゃないのは、初めての液タブとして使うにはかなり勇気がいる価格なのと、今現在だとタッチ機能とちょっとした独立操作もできるAndroid版(Hybrid)とその辺の機能のない13HDの価格がほぼ同じだったので、それならHybridがいいじゃんという理由でした。
で、実際に導入してみた感想が以下のとおりです。
・マットな質感でさらさら描ける
・見たまま見たところに描けるってすごいな…板タブに慣れきっていたつもりだったけど、これはすごい
・インチ数と解像度の関係でメニュー等が小さいけど、まあなんとか操作できるレベル。
・タブの画面いっぱいにソフトを広げ、それを凝視して描くことになるので作業に集中しやすい
・作業画面が手元に来るので、資料をメインディスプレイに広げやすくなった
・ちょっと彩度低く見えるけど、複製やソフトの機能でメインディスプレイ側にも画像を表示させておけばすぐ確認できるし、色塗りの段階になったら液タブを見ずにディスプレイ側で操作する設定に変えてもいい
・フォトショとかでもピンチイン・ピンチアウトができない…というか二本指操作の設定項目が見当たらない…(´・ω・`)店員さんできるって言ったじゃないですかァアー
・左のキー一式に使いたい機能を設定しても足りないので結局キーボードから手が離せない
(私の配置だと、スタンドを使って斜めにすると手に干渉する角度になるので、消しゴムを敷いて若干角度を付ける程度で落ち着きました)
・そうなると、あれ、タッチ機能いらないんじゃ?と薄々思うことになる(時折手のひらを感知して誤爆することもあるので)
この辺はPCから外した時には役立ちそうなので、状況に応じて切り替えかな。
・前評判調べてる時から承知はしてたけど、使ってみて改めて思う。右側面のど真ん中に曲げられないコネクタってどういうことだ。ケーブルがマウスに干渉するのでせめて右上においてほしい。
(近くに10センチ程度の高さのペン立てがあるので、そこにケーブルをひっかけて浮かすことで多少干渉を減らしました)
・いい意味でラフに、勢い良く描ける気がする
描いては消し描いては消しの頻度が下がりそうな感触。
ペン入れが一番苦手というか疲れるので、その辺りで一番恩恵を受けそう
・やっぱり見たまま描けるってすごい
古い機種からの一足どころか二足三足飛びくらいの機種移行だったのもありますが、気になる点を補える描き味と気持ちよさがあると思いました。
以降は全てこのタブレットで作成した絵になりそうですー。
鳥4コマ「綿毛が飛んだ!」
上昇気流がいい仕事をしてくれたので描かずにはいられなかった鳥4コマ。綿毛ってよく飛ぶよね。