アイヌ料理を食べに行ったレポ
先日11/12にパンタポルタの1コマ漫画で「アイヌの食卓」が公開されました。
今日の1コマ漫画は、「アイヌの食卓」!
定番の行者ニンニクをはじめ、アザラシの脂やコケモモなど、風土を活かした豊かなお料理が食卓に並んでいたんだ~。
味噌をオソマ(糞)と間違えるのは、アイヌ女性の聞き語りにも登場するエピソードらしいよ。
▽記事はこちらhttps://t.co/exhAy9cofN pic.twitter.com/YwsaNQTCmu
— パンタポルタ (@phantaporta) November 12, 2018
最近人気ですよね、あれやこれや。
しかし生まれも育ちも北海道の私、意識してアイヌ料理を食べたことがありません。
「ルイベ(凍らせた鮭の刺身的なもの)」を1度2度食べたくらいで、しかもその時アイヌ料理だって認識はまっっったくなく。
なので今回、アイヌ料理(を監修の元アレンジした料理)を提供しているお店に行ってきました!
っていうレポ漫画です。(全4P)
●補足1 料理の感想
オハウの芋がね! おいしいの!
黄色みがかった芋で、濃い味がする。これなんて品種だったかなあ…
それとシトで使ってる芋は多分違う…と思う。シトのは白かった。
チタタプは鮭のこりこりした部分(多分血合)と玉葱がいいアクセントになっていておいしかった。ほどよいチタタプ具合。
●補足2 食材について
・今回出てきた料理の中だと、大根とじゃがいも、ネギは江戸時代すでに栽培されていたらしい。人参も多分あった。
ユクの串焼きに刺さっていたしいたけはどうだったんだろう?野生?栽培?
・油は魚脂と獣脂。今回の料理でそういう癖は感じなかったので、多分使ってない…んじゃないかなあ(個人の感想です)
・アイヌ料理定番のギョウジャニンニクは季節が違いすぎるので出ず。
4~5月くらいに行けば(セットにはなくても)それを使った料理が提供されたりするのかもしれない。
・カムイトノトはこのお店と製造元でしか飲めない。購入したい場合は小樽へ行くかオンラインショップへ!
海空のハル
https://umizoranoharu.gorp.jp/
田中酒造
https://tanakashuzo.com/
(ここのお酒は「小樽美人」シリーズも美味しいです)
●後日談
チタタプが気に入ったので、刺身を買ったついでに作ってみました。
生サーモンじゃなくてスモークサーモンなのは単なる好み。
叩いたタネに色味をつけたくなかったので醤油ではなく白だしを。塩でもよかったけど、こんぶの旨味も付けたかった。
漫画の中で言っていた「パンに乗せたい」は元が刺身でご飯を炊いていたのもあって実現していないのですが、レタスに乗せて食べたら美味しかったです。
…と友人inaさんに話したら、「クリームチーズがほしいですね」と返ってきた。
もはやアイヌ料理どころか和の要素すらもどっかいってるけどおいしいと思うのでまた今度作ってみます。
https://www.pixiv.net/fanbox/creator/116457
今後も色々な取材や体験ができるよう、ご支援いただけますと幸いです!